倉林です。
先日のプレゼン練習会ではこんなお話をさせて頂きました。
プレゼン練習会だと、
お金を払うのはプレゼンターです。
(ちなみに、プレゼンテーターは和製英語らしいです ^^ )
ビジネスで商品やサービスのコンセプトをプレゼンするなら、
お金を払うのはプレゼンターではありません。
プレゼンターは受け取る側になります。
もしも、お金を受け取る側になるとしたら、
今と何が違うでしょうか?
気が引き締まるのもありますが、
より具体的な「成果物」「現場で試せるもの」「得られるもの」に
焦点が当たるはず。
「こんな悩みを持っている方が、こんなによくなりますよ!」
という、いい話だけではお金を払えません。
再現性が感じられないので
「あなただけでしょ?」と思ってしまうのです。
例えば、
受講期間6ヶ月の私塾を開講するとして、
1人あたり100万円という料金を設定した場合を考えてみます。
いきなり100万円は難しいので、
その前に5万円のワンデーセミナーを開催するとしましょう。
テーマは例として「家族関係の修復」。
6ヶ月じっくり学べば家族関係の悩みは解消するけれど、
まずはワンデーセミナーでここまで持って帰って試してみて頂きたい。
そして、もっと家族と仲良くなりたい、もっと仲良くなれる、と思った方のみ
私塾へどうぞ。
このような流れになります。
「大きなゴール」と
「大きなゴールに確実に一歩近付ける小さなゴール」の2ステップです。
プレゼン練習会で扱うのは
15分間のプレゼンです。
どうしたら100万円の私塾に興味を持ってもらえるか?
どうしたら5万円のワンデーセミナーに参加したいと思ってもらえるか?
そのために考えるのは次の質問に対する答えです。
プレゼンターの人生を分かちあいながらね。
もちろん、「伝えたい!」という熱い想いも大事です。
ここが出発点ですからね。
それに加えて、ぜひとも「再現性ある小さなゴール」という冷静な考えも大事にして欲しいと思います。
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