倉林です。
セミナーや読書でなくても、いくらでも学べるんですよね。
例えば、昨日はこんな学びを得ました。
○何品かの料理を並行して作ること、洗い物は自信の形成にすごくいい。
仕事上の作業は、並行でない方がいい場合が多いと思っていますが、トレーニングにはよいかと。
達成感をいくつも味わえますし(←重要!)、プロセスも楽しいですしね。
○故郷のいいところを挙げてみるのは、実に気分がいい。
自分のルーツにOKを出すことは、間接的に自分にもOKを出すことにつながります。
両親にOKを出すことも同じです。
セミナーを受けたり本を読んだりしても効果が出ないと嘆くのは
(そしてセミナーや本のせいにするのは)
色々な理由があると思うけれど、
ひとつには「難しく考えすぎ、大きく考えすぎ」なことがあると感じています。
成長や成功はそんなに遠くありません。
最終的なゴールは大きく考えてもいいのですが、
最初のゴールは実際にすぐに行動できるもの。
最終的なゴールのスケール感に比べたら微々たるもの。
それでいいのです。
ここなんですよね。
一見すると効果が無さそうなことに大きな意味を見出し、
一見すると遠回りで非効率的なことを愚直に続けること。
一発逆転を狙わないこと。
最初は。
冒頭に述べた事例をまとめると、次の通りです。
○料理や洗い物
確固たる自信を付けるために、自分の価値を実感し、そして高めていきます。
そのために、達成という自分との約束を守り続けます。
そのために、まずは料理や洗い物で「小さな達成(を自覚すること)を繰り返す」のです。
○故郷のいいところを挙げる
確固たる自信を付けるための別のアプローチとして、
自分には価値があり、そんな素晴らしい自分なら成功するのがふさわしいと思えるようにします。
(自分が自分にふさわしいと思う状態しか手に入りません)
そのために、自分に成功してもいいんだよという許可を出します。
言い方を変えれば、自分にOKを出すということです。
ただ、いきなり自分と向き合うのは難しいですからね。
かわりに自分のルーツと向き合い、まずは自分のルーツにOKを出します。
そのために、自分の故郷のよい点を書き出します。
そうして、間接的に自分にもOKを出すわけです。
共通点は、うまくいかなくても痛くも痒くもないということ。
失敗感が無いのです。だから自己概念が(無視できるくらいしか)下がらないのです。
このように、
日々の些細な行動や出来事からだって
いくらでも学べます。
「時間やお金が無いから自己投資できない。だから成長できない」というのは違います。
「時間やお金を作ればいい」という助言も違います。
違うというのが言い過ぎなら、
必ずしも正しくないということ。
ぜひ、日々の生き方の中に、小さな学びの場を見出してみてくださいね!